以下が主な都内近郊の炎症性腸疾患専門医がいる病院です。(今の担当医の先生から聞いた病院)
都内近郊の主な専門医のいる病院
- 東京医科歯科(御茶ノ水)
- 社会保険中央総合/東京山手メディカル(新大久保)
- 慶応義塾(信濃町)
- 慈英会(西新井)
- 横浜市立病院(横浜)
- 横浜市立大学病院(金沢八景)
- 国立成育医療センター(世田谷)※小児
また以下のサイトであれば、医師単位で専門医がいる病院を探すこともできます。
単純性潰瘍のような炎症性腸疾患と、消化器科は同じ胃腸を扱いますが、消化器科が胃腸の内科もしくは外科のどちらかを見る部門とすれば、炎症性腸疾患は消化器内外科を複合的に診る部門になります。(消化器科で診るケースもある)
というのも、炎症性腸疾患の場合、例え腸に悪いところがあって手術をしたところで、治る病気では無いからです。単に腸が短くなって、そのままにするとまた同じように手術をするような状況になるため、手術適応は、所謂最終手段になります。基本的には内科的治療が優先になります。
また手術にしても、ストマの作成や、大腸の全摘、痔瘻のシートン手術などより専門的な経験が問われるものが多いです。
手術の上手い下手は、正直手術件数がものを言うことになります。どっかの漫画でも言っていましたが、経験した分だけ手術が上手いんです。それが専門的な手術であれば、尚更経験数が少ない病院ではリスクがあるということだと思っています。
あの専門医のいる病院は混んでるから行きたくないなと思うかもしれないですが、専門医がいるから混んでるんです。空いてる病院は、入りやすい病院ではなく、名医のいないとも言えるのかもしれません。
IBDの治療実績
因みに、IBD専門医がいる病院で、どの程度炎症性腸疾患の手術件数などの実績があるかと言えば、以下のような感じです。因みに一般的な消化器外科では、癌手術の実績を公開しているところもありましたが、炎症性腸疾患の実績はほとんど見当たりませんでした。また病院によって公開内容もまちまちでしたが、手術件数だけ見れば、横浜の市民病院が圧倒的ですね。
| 横浜市立市民病院 | クローン病手術件数 170件 潰瘍性大腸炎手術件数 86件 |
| 横浜市立大学病院 | IBD手術件数は年間80~100件 |
| 東京山手メディカル | 新患の紹介患者者数 500名 インフリキシマブ(レミケード)新規投与症例 CD:36名/UC:30名 アダリムマブ(ヒュミラ)新規投与症例 CD:38名/UC:17名 ゴリムマブ(シンポニー)新規投与症例 UC:66名 ウステキヌマブ(ステラーラ)新規投与症例 CD:47名 |
| 慶應義塾大学病院 | 未掲載 |
| 東京医科歯科大学病院 | クローン病・潰瘍性大腸炎患者の新規紹介数1903人 |
| 国立成育医療センター(小児のみ) | 潰瘍性大腸炎 8名 クローン病 10名 Other IBD 1名 |
実績の掲載基準がよくわかないので、一概に比較できないんですが、一般的に市民病院は外科に強い、山手メディカルは内科に力を入れてるとか聞いたこともあります。
基本的には自分が炎症性腸疾患の疑いがあるかもと思った時に、最初からこういった病院に行く必要はないとは思いますが、なかなか治らないとか、担当している医師が手探りになり始めたら早めに紹介状を書いてもらうことをお勧めします。
基本的にできる医者は、わからないことは早めに紹介状を書いて専門医に回してくれる人がいい医者だと思っています。医者も人間なので、ミスもするし、知識も限られていますからね。どの業界にいても柔軟さが一番重要ですよね。


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